乳腺外科Breast Surgery
このページは、乳腺専門医・超音波専門医である山﨑宏和 が監修・執筆しています。
焼津(大井川)・藤枝(岡部)・島田・志太地域・牧之原・静岡 等で“おっぱい”に不安があるすべての方へ
「しこりがある」「おっぱいが痛い」「違和感がある」「検診で要精密検査といわれた」「乳首がかゆい」
そんなときは、乳腺専門医【甲賀病院 乳腺外科】にご相談ください。
診療時間
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
9:00~11:30 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 ※7/10 休診 | - | - |
13:30~16:00 (初診 13:30~15:30) |
〇 | 〇 | 〇 | 〇 ※7/10 休診 | - | - |
☑ 紹介状不要・当日受診が可能です。
☑ 乳腺専門医による、しこりの診察(精査・診断)が即日対応可能です。
☎ ご予約は【 054-628-5500 】『乳腺外科受診希望』とお伝えください。
● 月〜木曜 外来(原則予約制)/当日空きがあれば受診可/お子様(子供さん)連れOK
こんな症状・状態のときはご相談ください
・乳がん検診で「要精密検査」と言われた(マンモ・エコー)
・腫瘤・嚢胞などの精査が必要と言われた
・繰り返し検診で引っかかり、不安を感じている
・胸のしこりかどうかわからないが気になる
・乳房に硬い部分がある、左右差が気になる
・違和感や痛みがある、張りがつらい
・脇の下に「コリコリ」がある
・妊娠予定・妊娠中・授乳中の乳房の不安
・繰り返す乳腺炎や乳頭分泌
・乳頭のかゆみ・ただれ・かさぶた
・陥没乳頭(思春期・授乳前・授乳中)
検査の結果、異常がなく“気のせい”だったとしても、それで安心できることが大切と考えています。
こんなときは、開業医/クリニックのようにお気軽に受診してください。
診療の流れ・診断方針
◎初診時に、必要な検査(マンモグラフィ・乳腺エコー・視触診)を当日実施します。
◎超音波画像をリアルタイムで患者様に見せながら、状態を丁寧に説明します。
◎癌の可能性が否定しきれない場合は、当日または近日中に精密検査(MRI・針生検)を手配。
◎症状について丁寧に相談します。
◎検査で異常がなかった場合も、リスク評価と今後の検診方法についてアドバイスします。
主な検査
〇乳腺超音波(エコー)
乳腺超音波専門医が直接診察・撮影・説明します。リアルタイムで画像確認。 使用機器は手術の際に切除範囲を決める高画質な装置を使用。
〇マンモグラフィ(トモシンセシス対応)
撮影は全て女性技師が担当
40歳未満の方や撮影したくない場合、必須ではありません。ご相談ください。
痛みが少ない圧迫装置/高濃度乳房にも対応可能な3D撮影。
妊娠中の方は事前にお知らせください。
〇視触診
超音波やマンモで見えにくい変化(皮膚の引きつれ・左右差・動き)を診察。
〇乳房MRI(造影・DWIBS)
最短1週間以内で予約可。局所の広がりや腫瘍の有無を立体的に評価。
対応疾患例
〇 乳がん(浸潤性乳管癌、小葉癌、粘液癌など)
〇 乳房パジェット病
〇 乳腺炎(膿瘍、肉芽腫性乳腺炎)
〇 乳腺症、良性腫瘍(乳管内乳頭腫、線維腺腫、葉状腫瘍、過誤腫)
〇 陥没乳頭
治療・サポート体制
◎部分切除・全摘術・腫瘍摘出など、整容性も配慮した手術提案
◎化学療法は効果と副作用を見極めて個別提案(shared decision making)
◎社会的・経済的背景も含めた全人的サポート体制
——-遺伝子・再発リスク検査
〇BRACAnalysis(BRCA遺伝子の変異スクリーニング)
〇オンコタイプDX(再発スコアと化学療法の必要性評価)
——-術後・化学療法中のケア
〇ウィッグ・頭皮冷却(当院治療の方のみ対応)
〇エピテーゼ・補正下着
〇各市町のウィッグ等購入費助成制度への申請サポート
〇高額医療療養費制度等の説明・事務サポート
担当医
- 山﨑 宏和
(乳腺専門医/超音波専門医(乳腺)/検診マンモグラフィ読影認定医(AS))
関連ワード
エコー・乳がん・乳腺炎・針生検・マンモグラフィー・良性腫瘍・がん検診・授乳中・妊娠中・母乳・しこり・パジェット病・乳房切除・乳房温存手術・超音波・MRI・乳癌学会・乳がん検診学会・超音波医学会・日本乳腺甲状腺超音波医学会・オンコプラスティックサージャリー学会のエキスパンダーならびにインプラント
よくあるご相談(Q&A)
Q:乳房にしこり・違和感・症状があるけど…どこにかかる?婦人科?乳腺外科?
A. 乳腺専門医による、しこりの診察(精査・診断)が即日対応可能です。
Q:症状があると思ったけど、気のせいかもしれません。それでも受診しても大丈夫?
A. はい、大丈夫です。「気のせいかも」と思っても、診察をして安心することが大切です。異常がなければそれでよし。乳がんなどを心配し続けるより、安心を得るための受診をおすすめします
Q:月経困難症(PMS)でピルを使っていますが、乳房痛が強くなりました。受診したほうがいいですか?
A. はい、受診をおすすめします。
ピルをオンライン処方(スマルナなど)されている場合でも、乳房の痛みや張りが強い、片側だけのしこり感がある、などの症状がある場合は、乳腺専門医による検査が大切です。
低用量ピルは安全性の高い薬剤ですが、一部の研究で、服用中や直後に乳がんのリスクがごくわずかに上昇するという報告もあります。
特に、服用前に乳腺の超音波検査などで良性腫瘍の有無を確認していない場合は、事前のチェックが安心につながります。
若年の方には、マンモグラフィは必須ではなく乳腺エコー(超音波検査)が適しています。
当院では、ピル使用中・検討中の方でも安心して受診・相談できる体制を整えています。
▶「生理前の乳房の張り」「左右差」「ピル服用中のしこり感」など、気になる方はお気軽にご相談ください。
☎ご予約・お問い合わせ:054-628-5500『乳腺外科受診希望』とお伝えください