乳房再建のエキスパンダーとインプラント実施施設に認定
令和7年4月21日、一般社団法人日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会のエキスパンダーならびにインプラント実施施設に認定されました。
これらの乳房再建を目的とした手術の実施は、乳がん治療によって失われた乳房の左右バランスを取り戻したい方や、パッドと違い自然なシルエットを希望される方にもおすすめです。また、外観がとても自然な仕上がりとなるので温泉入浴も安心です。
認定を受け、乳腺外科 山﨑宏和医師と、形成外科 福積聡医師は共に、「乳房切除後または、同時にエキスパンダーを挿入できるようになり、治療後の選択肢を広げることができた。」とし、より患者さんに寄り添った治療を行える施設として認定を受けたことに喜びを感じていました。
※エキスパンダーはシリコン製の袋で、内部に生理食塩水を注入して徐々に膨らませることで皮膚や筋肉を伸ばし、乳房再建に必要なスペースを作るための医療機器です。スペースができたらエキスパンダーをシリコンインプラントに入れ替えます。必要に応じて、乳頭や乳輪の再建を行います。