統括院長挨拶
統括院長就任のご挨拶

皆様、お元気でお過ごしでしょうか。
このたび当法人の統括院長を拝命いたしました。前理事長・故甲賀美智子が地域の皆様とともに歩んできた歴史と、これまで甲賀病院が築き上げてきた責任を引き継ぐ重みを、改めて深く感じております。
2024年の能登半島地震から2年以上が経過しました。その間にも、熊本をはじめ各地で大規模な自然災害が発生しております。こうした危機は、いつ、どこで起こるかわかりません。それだけに、いざという時に地域で命を守る医療体制を備えることは、病院の重要な使命です。
しかし、地域医療が直面する課題は災害だけではありません。人口減少、少子高齢化、医療人材の不足、医療コストの上昇。環境が大きく変わる中、これまでと同じ医療を続けるだけでは、未来の地域医療を守ることはできません。
だからこそ、甲賀病院は「守るために、変わる」ことを恐れません。
救急・急性期医療を基盤に、脳卒中、心血管疾患、消化器疾患、がんなどの専門医療を磨き、さらに回復期リハビリテーション、在宅復帰支援、医療・介護連携まで、切れ目のない医療・ケアを届けてまいります。
私たちが目指すのは、単に「大きな病院」ではありません。地域に必要とされ、信頼され、地域とともに歩む病院です。
地域の人口が減っても、守るべき命の価値は変わりません。「この地域には甲賀病院がある」と思っていただける存在であり続けること。それこそが私たちの責任です。
「地域のための病院であること。」
この原点を胸に、過去を受け継ぎ、未来をつくる。甲賀病院はこれからも、地域の皆様の生命と健康を守るため、一歩先へ進み続けます。
今後とも、変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
社会医療法人 駿甲会
統括院長 甲賀 啓介