私たちは、ひとりひとりの健康と尊厳を守る、地域のための病院(コミュニティーホスピタル)をめざします。

Subject診療科目

臨床工学科Dialysis

1.部署の紹介

1)透析室から皆様へ

当院透析室は、平成11年6月オープン当初より、地域医療により貢献できるよう、通院・入院の両方の透析治療に対応しております。
通院患者さんでご希望の方には、当院の栄養科による栄養満点の透析食を格安にてご提供させて頂き、さらに通院費用のご負担を軽減できるよう送迎車による送り迎えも行っております。
また、通院困難な透析患者さんには入院し透析療法を継続しながら、他科との連携により適切な食事療法や理学療法のもと、その他合併症の治療やリハビリテーションに専念できるようになっています。
透析治療に関して患者さんだけでなくご家族への負担も軽減できるよう考え、地域の皆様の”生活の質(Quality of life:QOL)の向上”につながる様スタッフ一同日々努めております。

2.活動の案内、チーム医療などについて

1)透析室概要

  • 透析室ベッド数:8床(内2台オンラインHDF対応可能)
  • シャント造設~導入、シャントトラブルによる治療にも対応しております。
  • 無料で見られるテレビを設置しております。

(透析治療時間表)

 
午前透析 8:00~13:00 ×
午後透析 13:00~17:30 ×
夜間透析 17:30~22:00 × × × ×

旅行などにより臨時透析が必要な患者さんにもご相談の上対応いたします。
※ 現在感染予防のため、受入れを中止しています。

3)重症患者さんへの対応

呼吸器装着などの理由で透析室に入室困難な患者さんには、個人用透析装置にて病室のベッドサイドでの血液透析にも対応可能です。また、必要に応じ持続的血液透析濾過法や腹水濾過濃縮再静注法等も行うよういたしております。

4)特殊血液浄化法の24時間対応

当科は維持透析療法だけでなく、急性期対応病院として特殊血液浄化法にも24時間体制で対応致しております。 急性腎不全における臨時透析をはじめ、敗血症などの急性期治療の一環として血液吸着療法や血漿交換療法、抗癌治療の一助として腹水濾過濃縮再静注法などにも対応し、チーム医療の一員として貢献できるよう取り組んでおります。